営業ノウハウ
電話営業で門前払いされないトークスクリプト - アポ取得率を3倍にする話法
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人材HUB編集部「電話してもすぐ断られる...」 「受付で止められて、担当者に繋いでもらえない」
人材紹介営業の電話アプローチ、苦手な方は多いですよね。
本記事では、アポ取得率を3倍にする実践的なトークスクリプトと、成功のコツを徹底解説します。
電話営業の現状と課題
アポ取得率の実態
人材紹介営業の平均値:
- 電話した企業数: 100社
- 担当者と話せた数: 30社(受付突破率30%)
- アポ取得数: 3社(アポ取得率3%)
トップセールスの数値:
- 受付突破率: 50-60%
- アポ取得率: 10-15%
差はどこにあるのか? → **トークスクリプト(話し方)**の違い
よくある失敗パターン
NG例1: いきなり売り込む
営業: 「人材紹介の〇〇と申します。
御社で採用のご予定はございませんか?」
受付: 「ありません。失礼します」(ガチャ)
NG例2: 要件が不明確
営業: 「人事ご担当者様はいらっしゃいますか?」
受付: 「どのようなご用件でしょうか?」
営業: 「あの...採用のことで...」
受付: 「今は結構です」(ガチャ)
NG例3: 自信がない口調
営業: 「あの...もしよろしければ...
少しお時間いただけないでしょうか...」
→ 自信のなさが伝わり、断られる
受付突破のトークスクリプト
パターン1: 「〇〇の件でご連絡しました」
ポイント: 具体的な用件を伝えることで、取次ぎしやすくする
スクリプト:
営業: 「お世話になっております。
人材紹介会社・人材HUBの山田と申します。
営業職の採用支援の件で、
採用ご担当者様にお繋ぎいただけますでしょうか?」
受付: 「どのようなご用件でしょうか?」
営業: 「御社と同業界の企業様で、営業職の採用支援実績があり、
ご提案させていただきたくご連絡いたしました。
採用ご担当者様はどちら様でしょうか?」
成功のコツ:
- 「〇〇の件で」と具体的な用件を伝える
- 「同業界での実績」をさりげなく伝え、信頼感を醸成
- 「担当者の名前」を聞くことで、次回以降の電話がスムーズ
パターン2: 「紹介での連絡」を装う
注意: 嘘はNG。「知人の紹介」「業界つながり」等、事実ベースで
スクリプト:
営業: 「お世話になっております。
人材紹介会社の山田と申します。
〇〇社の△△様からのご紹介で、
御社の採用ご担当者様にお繋ぎいただきたいのですが」
受付: 「少々お待ちください」
ポイント:
- 受付は「紹介」と聞くと、断りづらい
- ただし、虚偽は厳禁(「〇〇社の△△様」は実在の人物であること)
パターン3: 「調査」という名目
スクリプト:
営業: 「お世話になっております。
人材業界の調査を行っている山田と申します。
御社の採用状況について、簡単なアンケートをお願いしたく、
人事ご担当者様にお繋ぎいただけますでしょうか?」
受付: 「少々お待ちください」
ポイント:
- 「営業」ではなく「調査」と言うことで、警戒心を下げる
- 担当者に繋がったら、調査内容を話しつつ、提案に繋げる
注意: 最初から「売り込み」ではないため、担当者と話せた後のトークが重要
パターン4: 「資料送付」の確認
スクリプト:
営業: 「お世話になっております。人材HUBの山田です。
先日、御社宛に採用支援サービスの資料を
郵送させていただいたのですが、
ご担当者様はご覧いただけましたでしょうか?」
受付: 「確認しますので、少々お待ちください」
ポイント:
- 実際に資料を送っている前提(嘘はNG)
- 「資料を見てもらったか確認する」という名目で、担当者に繋いでもらう
担当者とのトークスクリプト
ステップ1: 自己紹介 + 用件(30秒)
スクリプト:
営業: 「お電話代わりいただき、ありがとうございます。
人材紹介会社・人材HUBの山田と申します。
突然のお電話で恐縮ですが、
御社の営業職の採用支援についてご提案したく、
ご連絡いたしました。
今、2-3分ほどお時間よろしいでしょうか?」
ポイント:
- 最初に「2-3分」とハードルを下げる
- いきなり長話にならないことを伝える
ステップ2: 実績の提示(30秒)
スクリプト:
営業: 「弊社は、IT業界の営業職採用に特化しており、
最近では〇〇社様、△△社様への紹介実績がございます。
特に、即戦力の営業マネージャークラスの
ご紹介を得意としております」
ポイント:
- 具体的な社名(許可があれば)
- 特化領域を明確に伝える
ステップ3: 現状のヒアリング(1分)
スクリプト:
営業: 「差し支えなければ、
現在、営業職の採用状況はいかがでしょうか?」
【パターンA: 「今は予定がない」】
担当者: 「今は採用予定がありません」
営業: 「承知しました。では、今後採用のご予定が出た際に、
ご連絡させていただいてもよろしいでしょうか?
また、簡単に弊社のサービス資料をメールでお送りしても
よろしいでしょうか?」
【パターンB: 「検討中」】
担当者: 「実は、営業職の採用を検討しているところです」
営業: 「それはタイミングが良かったです!
差し支えなければ、どのような営業職をお探しでしょうか?」
→ 詳細ヒアリングへ
ポイント:
- 「予定がない」でも、メールアドレスを取得
- 「検討中」なら、詳細ヒアリングに進む
ステップ4: アポ打診(30秒)
スクリプト:
営業: 「ありがとうございます。
詳しくは、一度お会いしてお話しさせていただきたいのですが、
来週あたり、15分ほどお時間いただけますでしょうか?
オンライン(Zoom)でも、対面でも、
ご都合の良い方で構いません」
ポイント:
- 「15分」と短時間を提示(ハードルを下げる)
- オンラインも提案(コロナ禍以降、オンライン面談が増加)
ステップ5: 日程調整(1分)
スクリプト:
営業: 「それでは、来週の候補日をいくつか申し上げますので、
ご都合の良い日時をお選びいただけますでしょうか?
・1月20日(月)14:00-
・1月21日(火)10:00-
・1月22日(水)15:00-
いかがでしょうか?」
担当者: 「21日の10時でお願いします」
営業: 「ありがとうございます。それでは、
1月21日10時に、オンライン(Zoom)でお願いします。
後ほど、ZoomのURLをメールでお送りいたしますので、
念のため、メールアドレスをお伺いしてもよろしいでしょうか?」
ポイント:
- こちらから候補日を3つ提示(相手の負担を減らす)
- メールアドレスを取得(リマインド、資料送付に使用)
断られたときの切り返し術
切り返し1: 「今は必要ない」
スクリプト:
担当者: 「今は採用の予定がありません」
営業: 「承知しました。では、今後採用のご予定が出た際に、
改めてご連絡させていただいてもよろしいでしょうか?
また、弊社のサービス資料をメールでお送りしますので、
今後ご入用の際はお気軽にお声がけください。
メールアドレスをお伺いしてもよろしいでしょうか?」
ポイント:
- 諦めず、メールアドレスを取得
- 後日、定期的に情報提供メールを送り、関係を維持
切り返し2: 「他社と契約している」
スクリプト:
担当者: 「既に他の人材紹介会社と契約しています」
営業: 「承知しました。他社様とご契約があるのですね。
ちなみに、何社くらいの人材紹介会社様と
お付き合いされていますか?」
担当者: 「2-3社です」
営業: 「そうなんですね。実は、多くの企業様では、
複数の人材紹介会社を使い分けることで、
より多様な候補者にアクセスされています。
弊社は、特にIT業界の営業職に特化しておりますので、
他社様とは異なる候補者をご紹介できる可能性があります。
一度、15分ほどお話しさせていただけませんでしょうか?」
ポイント:
- 「他社と契約」でも、追加で契約できる可能性はある
- 「特化領域」で差別化
切り返し3: 「忙しいので時間が取れない」
スクリプト:
担当者: 「今、忙しくて時間が取れません」
営業: 「お忙しいところ、ありがとうございます。
それでは、簡単に弊社のサービス資料を
メールでお送りしますので、
お時間のあるときにご覧いただけますでしょうか?
また、1ヶ月後くらいに改めてご連絡させていただいても
よろしいでしょうか?」
ポイント:
- 「今は無理」でも、「後日」の可能性を残す
- メールアドレスを取得し、関係を維持
電話営業の成功率を上げるコツ
コツ1: 電話する時間帯を選ぶ
おすすめ時間帯:
- 午前: 10:00-11:30(始業直後は避ける)
- 午後: 14:00-16:00(昼休み明けは避ける)
避けるべき時間帯:
- 9:00-9:30: 始業直後で忙しい
- 12:00-13:00: 昼休み
- 17:00以降: 終業時間で忙しい
コツ2: 事前リサーチを徹底
電話する前に、企業のウェブサイトを確認します。
確認事項:
- 最近のニュース・プレスリリース
- 採用ページ(求人が出ていないか)
- 事業内容・強み
活用方法:
「御社のプレスリリースで、新規事業を立ち上げられたと拝見しました。
新規事業の人材確保でお困りではないかと思い、ご連絡いたしました」
コツ3: 台本を用意し、練習する
台本の作成:
- 自己紹介 → 実績 → ヒアリング → アポ打診
- 想定される断り文句への切り返しも用意
練習方法:
- 先輩や同僚とロールプレイ
- 自分の声を録音して聞き返す
- 改善点を洗い出す
コツ4: 数をこなす(行動量の確保)
人材紹介営業の成約率は平均3-5%。つまり、100回電話して3-5件のアポが取れれば合格ラインです。
目標設定:
- 1日の電話件数: 20-30件
- 週の電話件数: 100-150件
メンタルの保ち方:
- 断られるのは当たり前
- 「100回電話して5件アポ」を目標に
- 数をこなすことで、トークも上達
電話営業の成功事例
事例: トークスクリプト導入でアポ取得率3倍
G社(人材紹介会社):
- 営業経験の浅いメンバーが多い
- アポ取得率が低迷(2%)
施策:
- トップセールスのトークを書き起こし、台本化
- 全員で台本を使用
- 週1回、ロールプレイ研修
結果:
- アポ取得率: 2% → 6%(3倍)
- 月間アポ数: 6件 → 18件
学び:
- トークスクリプトの標準化で、誰でも一定の成果を出せる
- 練習の重要性
まとめ
電話営業で門前払いされないトークスクリプトを紹介しました。
受付突破のコツ:
- 具体的な用件を伝える
- 「紹介」「調査」など、警戒心を下げる名目
- 資料送付の確認
担当者とのトーク:
- 自己紹介 + 用件(30秒)
- 実績の提示(30秒)
- 現状のヒアリング(1分)
- アポ打診(30秒)
- 日程調整(1分)
成功のコツ:
- 電話する時間帯を選ぶ
- 事前リサーチを徹底
- 台本を用意し、練習する
- 数をこなす(100回電話して5件アポが目標)
電話営業は、数をこなし、トークを磨くことで、必ず成果が出ます。諦めず、継続しましょう。
人材HUBのCRM機能では、電話履歴や次回アクション日を記録でき、計画的な電話営業をサポートします。
参考ソース: